公認の会計士になるまでの道のりは長い。
やっと試験に合格してからがさらに長い。
正確には業務補助2年(実務従事)+補習所3年間通って単位取得
必須単位数は280単位だったと思うが
一時間1単位のイメージです。
講義
WEB講義
ゼミナール・ディスカッション参加
宿泊研修
課題研究(レポート)
考査試験
+
終了考査合格
現在J1カリキュラムの前期が終了し補習所は休みです。
決算後の業務があるということで配慮されてます。
自分は真面目に通ってEラーニング(予備校のWEB通信の受講形態と同じ)を活用しかなりの単位数を取得してます。
一年目のJ1科目の上限を超えても意味ないのですが
役に立つ科目もあるので積極的に受講してます。
ここ近年は結構な科目内容が改正されてます。
会計監査の専門科目的なもの以外にも
一般教養的なマクロ経済学やファイナンス・税金科目など用意されています。
あとビジネスマナー的な講義やグループで課題に取り組みながらプレゼンをする講義なども用意されていて職業訓練的な要素も含んでます。
都心郊外に在住の補習生には市ヶ谷まで通わなくてはいけないので大変です。
国会に会計士法の改正案が出されてます。
終了考査の位置づけも変わりそうです。
現在は会計士協会が管理してる内部試験ですが、
国家試験とかになるかもしれません。
実務期間も2年から3年になるみたいです。
時間のあるうちに単位だけは取得したほうがいいと個人的に思います。
現在中間試験の位置づけの考査が3回ありました。
過去問以外の問題が結構出て明らかに過年度生と比較して難化してます。
就職難・試験合格難・賃金低下など数年前の付けが2010年合格者にまわってきてる事実は明らかです。
でも補習所というところはいろんな経歴の人と出会う機会があり
人脈形成の場でもあったりします。
また当然一人前になるための研修の場でもあります。
そのため頑張って通う価値のある場所だと思ってます。
これだけの長い道のりを歩んで公認会計士の登録をするわけですが
世界的に見てもこれだけの要件を課す制度を持つのは日本だけみたいです。
補習所でも言ってましたが日本のCPAといえば一目置かれるとのことです。
本当かって思ってますが信じたいです。
でも個人的には会計・監査基準の全世界共通化が進み
日本のCPAライセンスで海外での保証業務もできるようになるのではないかと密かに期待してます。
国家間の協約などにより可能になってくるのだと思います。
そのため他の国家試験よりは国際的な将来性って意味では一歩先を行くかもしれません。
でも語学力がないと無理だと思いますが・・
ってことで明日は事務所勤務ですがいっぱい学んで帰りたいと思います。
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